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★TPP以前に、関税は下げるべし
金野:TPPは、基本的には賛成されているということでしょうか?
浅川:賛成というか、当然です。
2つの言い方ができると思いますが、TPPがなくても自分から関税を下げていけばいいですから、なくてもできるともいえます。
イギリスでは、1846年に穀物法を廃止して、フランスやドイツから自由に穀物を買えるようにしました。
それによってイギリスの農業は得意分野を発揮できるようになり、繁栄しました。
日本の現状は、米の関税が778%、小麦が252%、バターが360%です。
つまり工業でいえば石油や、半導体、鉄を、他の国が100で買っているとしたら、日本は200、300、400で買っていることとなります。
こうなるとその産業は栄えないというか、これだけ日本人が日本の食事はおいしいと言っているのに、
世界に輸出できない、普及しないということになります。
農産物の関税がなくなるというのが、TPP反対派の最大の理由ですが、私にとってはそれが一番の賛成理由です。
なぜなら関税がなくなることによって食品が作りやすくなるからです。(中略)
本来、日本のような食品加工が発達した先進国では、市場をオープンにすれば、輸入が増えれば増えるほど、
輸出が増えるのが「世界の常識」です。日本人が好む「自給自足」という利己的な世界観をそろそろ脱し、
農業でも「他給自足」「自給他足」のフェアな精神で世界に貢献すべきときでしょう。 (以下略)
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