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4人を誤認逮捕し、うち2人から虚偽の自白を引き出したことが明らかになっているPC遠隔操作事件。
威力業務妨害容疑で逮捕された片山祐輔氏は関与を否認している。
当初は、事件と片山氏を結びつける決定的な証拠があると報じられ、
警察は絶対的な自信を持っているように見えたが、
その後も160人もの捜査員を動員して証拠集めを続けるなど、苦労している状況も伝わってくる。
片山容疑者の弁護人となったのは、足利事件で菅家利和さんの無実を証明するなど、
刑事事件の経験豊富な佐藤博史弁護士だ。
佐藤弁護士に、2月19日時点での弁護人としての考えや主張を聞いた。
【弁護人となるいきいさつ】
ーー佐藤先生がなぜ弁護人に?
報道で彼の逮捕を知りった時には、他の方と同じように、警察がこれだけの発表をしたのだし、
まず間違いないのだろう、ただ本人は否認しているんだな、と思っただけでした。
彼が当番弁護士を要請し、その時にたまたま当たったのが、以前、うちの事務所にいた竹田真弁護士。
その竹田弁護士から頼まれたんです。
私はすでにいくつも刑事事件を抱えていて忙しかったのですが、
竹田弁護士が「接見は私が毎日行きます。要所要所で出てきて下さるだけでいいですから」と言うので、「分かった」と。
この時には、これほど頻繁に自分自身が接見に行くことになるだろうとは思ってもいませんでした。
>>2以降に続く
江川 紹子 | ジャーナリスト 2013年2月19日 22時19分
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画像事件について語る佐藤博史弁護士
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