13/02/20 09:27:33.52 0
>>1の続き
【江ノ島の監視カメラには何が映っていた?】
ーー容疑者とはどういう話を?
まずは警察の取り調べ状況を聞きました。江ノ島に行ったか、猫に触ったか、と聞かれたので、
本人は1月3日に行ったことを認めて、4~5匹の猫と接触して、
写真を全部で10枚か15枚くらい撮ったかもしれない、と説明したそうです。
ところが、その後は猫について聞いてないんですね、警察は。それで、変だなと思いました。
私が、あの猫について聞くと、「(顔の模様が)ハチワレで…」となどと、色のことを説明し始めるんです。
あの猫の写真を撮ったかどうかを聞くと「撮ったかもしれません」と。
なぜかというと人なつっこい猫で、「膝にのっけたかもしれない」と言うわけです。
そんな風に、全然包み隠さず話す人です。警察に対しても、過剰なくらい供述をしています。
それで、彼の話を聞いた後、新聞記事を精査してみると、話が全然違う。これはどういうことだ、と思いました。
ーー足利事件の菅家さんの時には、面会してすぐに無実を確信したとのことでしたが、今回はどうでしたか。
当初は半信半疑でした。新聞には決定的な証拠があるかのように書かれていましたし。
でも、取り調べで警察はそういうものを本人に示していないんですね。
なので、接見の後、取調官に「もし決定的な証拠があるなら、早く示して欲しい。
それで(否認しても)ダメだと分かったら、弁護人からも本人を説得しますよ」と言ってみたが、
警察は「はい、分かりました」と言うだけ。「本当はそんな映像ないのでは?」とも聞きました。
すると、「そういうこと(=決定的な証拠があるというような情報)はマスコミが勝手に書いているだけ」と。
検事にも、「(本人が猫に首輪をつけたことを示すような)防犯カメラの映像はないのでは?」
と水を向けたところ、沈黙しか返ってこなかった。
私がそう指摘した翌日は、取り調べもせずに捜査会議をやっている。
その後も、彼が猫に首輪をつけたことを示す映像は本人に示されていません。
報道でも、いつの間にか映像の話は立ち消えになりました。(>>3以降に続く)