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ごみ収集業務などを担当する奈良市環境部の職員の出退勤管理について、市側が静脈認証システム
の導入を決めたことが話題を集めている。同僚にタイムカードを押してもらう「代打ち」や勤務時間中の
「中抜け」を防ぐのが狙いだが、現場からは「犯罪者扱いだ」との不満が噴出。導入を「私の強い意向だ」
と言い切る市長は一歩も譲る気配がない。1台1万円代からあるという静脈認証システム。市側は
必要台数や予算規模を現在精査中としているが、これは税金の無駄遣いなのか、それとも避けられない
“劇薬”なのか。有識者からは「そこまでやるか」との声も漏れる。(橋本昌宗)
■劇薬の背景には
「ムダな税金を使って何をやってる!?という声がある(こと)も理解している。(略)しかし、
今どんな手段が最も現実的で効果的かと問われれば、私はこの方策を選択せざるを得ない」
奈良市の仲川げん市長は今月8日のツイッターで、こうつぶやいた。手のひらの静脈の形を読み取る
ことで本人確認が徹底できる静脈認証システムの導入が発表された7日以降、市広報広聴課によると、
市側にはメールや電話で「くだらないことに税金を使うな」などの反対意見と、「(静脈認証導入は)
必要だと思う」と肯定的な意見の双方が寄せられているという。
市長のつぶやきはこうした市民の声を受けてのものだった。ところが、市内部でも賛否が分かれる
結果を招いている。
ただ、こうした“劇薬”に至った背景には、環境部職員に対する仲川市長の根強い不信感がある。
環境部では過去にも中抜け問題のほか、「病休」を偽装した問題などが相次いだ。病休問題は
前市長時代の平成18年、環境部の男性職員が約5年9カ月間で8日間しか出勤していない一方で、
給与が満額支払われていたことが発覚した。
この問題を端緒に、3日出勤しては3日休む、という不自然な病休取得を繰り返す職員がいる
ことも判明した。(>>2-に続く)
▽写真:生体認証システムの一例。関西国際空港で入国審査官が操作する画面。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽産経ニュース
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