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韓国の李明博大統領は15日、退任を前に東亜日報とのインタビューで韓国の核武装論について
「愛国的な考えという点で高く評価し、そうした発言が北朝鮮や中国に対する警 告にもなるので間違っているとは思わない。
われわれの社会にそう考える者もいなければならない」 と述べ支持を表明した。
しかし一方で「国際協調を通じた核放棄が最終目的なので政府が核保有を語るのは時期尚早で
よくない」と述べ、現時点での核武装論議には消極的な立場を明らかにした。
李大統領は24日で退任するが、韓国の現職大統領が核武装論自体を支持し高く評価するのはきわめて異例だ。
北朝鮮の核実験強行を機に国内で台頭している「核武装を交渉カードに北に核を放棄させよう」などといった独自核武装論を勢い付ける発言だ。
また日韓関係で竹島上陸を強行したことについては「(当時)野田首相をはじめ日本の政治が右傾化競争をしており、
独島(竹島)問題や歴史問題、慰安婦問題が深刻になるようだった。誰かがブレーキをかけなければならないと思った。
日本の歴史の流れを見て先制的措置を取ったものだ」と説明し強気の姿勢を変えなかった。
「天皇謝罪要求」発言については「日王は(自分の発言以後)『謝る用意もあり韓国を訪問したい』 と明らかにしたという。
実際より少し誇張されて自分の発言が伝えられた面がある」と語った。
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天皇陛下「訪韓も謝罪も両国民のためなら」
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