13/02/17 00:31:28.70 7CwGoGTF0
>>566
なるほど
自分が問題にしてるのは日本の社会構造の変化であって、不況とか格差拡大を直接問題視してるわけではないんだよ。
格差拡大といっても、物事は複雑に構造的に絡み合ってるわけで、世代構造の問題だけじゃなくて世代間のモラル意識の差だとかコミュニケーションの方法とか定量分析できないものも原因になってる
だから、リンクにあるような経済学者のグラフを利用した論理展開には違和感を覚えるんだ
日本は中曽根内閣以来、アメリカの年次要望を下敷きにした政策立案にもとづいて法律を作るようになってしまった。
それにより、我々日本人の生活実感からくるオリジナルな問題意識が政策に反映されることがなくなってしまった。
社会構造が変化するのは受け入れられるが、その改革プロセスと変化があるべきものではなかったと思ってる。
80年代中盤当時に立ち返ってみれば、学校の問題が父親不在の問題と結び付けられていたが、雇用界でおこなわれた実際の改革は男女雇用機会均等法
サビ残は残ったままで、若い男の放置という別の副作用が起きた
バブル崩壊当時の問題意識は、銀行が土地を担保にした貸し付けしかせずに事業投資をしないことだったが、実際に行われた改革は系列の統廃合と負債処理
いまだに銀行はベンチャーに金を貸してくれない
大店法を改正しても、郊外にイオンができても駅前のシャッター商店街が残った。
改革が常に的はずれなわけだ
これは日本の政策が日本の問題意識とは関係なく作られているからだろう。
これが自分の意見
今で言うなら、
・若者の雇用、~中年までの職業訓練と労働市場の流動化
・パチンコ廃止に向けたスキーム作り
・マスコミ、広告業に対する恩典の排除
・スパイ立法(産業スパイも含め)や諜報機関の整備など
こういうことをやってほしい