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★知事「犯罪行為」と批判…がれき焼却灰の管理で
震災がれきの本格的な受け入れと焼却が12日、新潟県内で初めて柏崎市と三条市で始まった。
焼却後の灰の管理を巡り、泉田知事は両市の対応を「犯罪行為」とやゆしたが、柏崎市は強く反発した。
この日、柏崎市と三条市のごみ焼却場に木くずそれぞれ約3トンを載せたコンテナが到着。
コンテナ周囲の空間線量が通常の範囲で、木くずの放射線量も基準値以下だったので、一般のごみと混ぜて焼却を行った。
これに対して泉田知事は「被災地支援に名を借りて放射能管理の基準を緩和することにほかならない。
このまま焼却灰をずさんな管理で埋却を進めることは将来の世代への犯罪行為と言わざるを得ない」と両市の対応を痛烈に批判した。
一方、会田洋・柏崎市長は「一体どういう法に触れるのか。国や全国の災害廃棄物を受け入れている自治体がすべて犯罪者ということになる。
知事の発言としては極めて不穏当」と記者団に怒りをぶちまけた。
両市は、焼却灰などを最終処分場に埋め立てる予定で、灰の放射性物質濃度や木くずの線量などは定期的にホームページで公表する。
3月25日までに柏崎市が111トン、三条市が145トンを受け入れる。
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