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★ソーシャルゲームに陰り アイテム商法のツケ、2強の活路は…
・急拡大を遂げてきたソーシャルゲーム業界が、曲がり角にさしかかっている。2013年度の国内市場は12年度
見込み比で10%増にとどまり、成長ペースに急ブレーキがかかる見通しだ。携帯電話ユーザーにゲームが
浸透するにつれて需要の拡大余地は狭まり、廃止したアイテム商法「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」に代わる
収益源の不在も響く。頼みの綱となる海外事業もディー・エヌ・エー(DeNA)、グリーの大手2社がともに黒字化が
遅れるなど、先行きの不透明さが増している。
「ご心配とご迷惑をおかけし、大変申し訳ない。経営陣、社員一同、同じ間違いを犯さないように一層努力したい」
グリーの田中良和社長は12日、12年10~12月期連結決算の発表会見で陳謝した。同社は1月上旬、
未成年者に対して設定していた課金の上限額を上回る請求をしていたと公表。当初、対象者は延べ733人で
超過分の請求額は2811万円としていたが、その後、対象者は5544人、請求額は4937万円に拡大した。
健全性をめぐる対応は後手後手の感が否めない。12年には、ゲームで獲得したアイテムを競売サイトなどで
現金化する「リアル・マネー・トレード」やコンプガチャが問題化し、各社はコンプガチャの自主廃止を余儀なくされた
経緯がある。厳しさを増す業界への視線はボディーブローのように業績にも響く。
国内市場の成長鈍化は著しい。矢野経済研究所によると、13年度は12年度見込み比10%増の4256億円と
拡大を維持する見通しだが、10年度の約3.8倍、11年度の約2倍、12年度見込みの37%増と、年を追うごとに
伸び率は縮小している。(>>2-10につづく)
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