13/02/13 10:14:51.90 0
>>1の続き
・生活扶助で減額される6.5%のうち5.7%は、デフレによる物価下落に連動したもの。
・田村厚労相によれば「(生活保護受給者ではない)関係ない人まで困ることはない」。
このデフレによる物価下落「5.7%」は、本当だろうか? 筆者自身の消費生活を顧みて、デフレの恩恵に与ってきた実感は全くない。
むしろ、デフレに伴う不況と、不況による収入減の打撃の方が大きかった。
しかし、「実感ベース」が当てにできるものであれば、いわゆる「生活保護バッシング」の過熱はなかったであろう。まずは、データを見てみよう。
●この10年で、何がどれだけ「デフレ」したのか?
下のグラフは、2002年以後の、品目ごとの消費者物価の推移である。
(出典:池田和彦「消費者物価指数と生活保護基準(その2)―デフレを理由に生活保護基準を引き下げてよいのか」『賃金と社会保障』1580号〈2013年2月下旬号〉 )
※ 画像表示 URLリンク(diamond.jp)
2002年以後、消費者物価が激しく変動してきた様子が分かる。特に「家具・家事用品」での下落が激しい。
2010年を「100」とすると、2002年から2012年にかけての下落幅は、約25%にも及ぶ。
続く