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★交通死者計上漏れ、愛知県10年連続ワースト1
愛知県警は8日、1991年以降の県内の交通事故統計で、死者数の計上漏れが続いていたとして、訂正した数字を発表した。
これにより、2011年までの21年間で事故死者数は計600人上乗せされた。
県警は「意図的な改ざんではない」と釈明、今後は警察庁の基準に沿った統計方法に改めるとしている。
発表によると、県警は事故統計について、少なくとも1980年代から、
病死や自殺が疑われるケースは死亡事故に計上しないとする独自の運用をしていた。
昨年1月、国家公安委員会に「愛知県警で死亡事故に計上していないものがある」との匿名の通報が寄せられ、調査を開始。
警察庁の基準に則して統計を取り直し、資料が残されていない01年以前についても刑事部に一部残っていた
死体発見報告書などを基に検証したところ、死亡事故の計上漏れは21年間で590件、600人に上ることが判明した。
この結果、都道府県別の死亡事故者数がワースト1を免れていた03、04、10年についても最多に転じ、
03年から10年連続で全国最悪となった。また、負傷者数についても、21年間で計2584人上乗せされた。
沖田芳樹本部長は「ワースト1を脱却したいという考えが底流にはあったかもしれない。
警察統計と警察への信頼を損ねる事案で遺憾。手続きを厳格化し、再発防止に向け指導を徹底する」と述べた。
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