13/02/09 19:08:00.28 C4hQ+HZn0
アベノミクス、試す価値=中銀に指針、政府の権利―英専門家
URLリンク(news.livedoor.com)
【ロンドン時事】英著名金融専門家で同国シンクタンク、
公的通貨・金融機関フォーラム(OMFIF)会長のデービッド・マーシュ氏は6日までに、時事通信とのインタビューに応じ、
大胆な金融緩和と財政出動を柱とする安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」について、
日本がデフレや長期に及ぶ景気低迷から脱する上で、「現段階では明らかに試みる価値がある」と評価した。
マーシュ氏は、日本の債務残高が国内総生産(GDP)比200%以上に達していることに言及し、
アベノミクスには国債投資家が市場から離れる可能性といった「リスクはある」としたものの、
「利点がリスクを上回っている」と指摘した。
同氏はまた、日銀への金融緩和圧力により中銀の独立性が損なわれるとの懸念が高まっていることに関し、
「中銀当局者は高位の聖職者ではない。経済成長と繁栄をもたらすことが仕事だ」と強調。
「日銀は成長を回復させられなかった」とした上で、「(やり方を)変えるべき時だ」と語った。
マーシュ氏はさらに、「中銀に指針を与えるのは政府の正当な権利」と明言。
「首相が政府の考えに一致した人物を次期トップに据えるのは、全く正しい」と語り、安倍首相の方針を支持した。