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富山市内で昨年、乗用車同士の事故を起こし、妊娠中の女性(当時26歳)に重傷を
負わせたとして、自動車運転過失傷害罪に問われた県内の少女(19)の判決公判が8日、
富山地裁であった。
奥山雅哉裁判官は女性が死産したことに触れ「結果は極めて重大」として禁錮6月、
執行猶予3年(求刑・禁錮6月)の有罪判決を言い渡した。
判決などによると、少女は昨年5月24日午後7時頃、富山市婦中町長沢で乗用車を運転中、
目の近くに虫が付いたことに気を取られ、対向してきた女性の乗用車に衝突。女性は
外傷性常位胎盤早期剥離で全治2か月の重傷を負った。少女は同年12月12日に在宅起訴された。
判決の言い渡し前、検察側は、少女が反省しているのか疑念を抱く内容の被害者側からの
手紙を裁判所に提出。これを受け少女は、公判に参加した女性に「申し訳ありませんでした」
と土下座して謝罪した。
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