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南太平洋のパプアニューギニアで6日、20歳の女性が魔術を使ったとして火あぶりの刑で公開処刑された。
複数の地元紙が7日、伝えた。見物人の中には児童たちもいたという。
地元紙ナショナル(National)やポストクーリエ(Post-Courier)によると、事件が起きたのはパプアニューギ
ニア西ハイランド(Western Highlands)州マウントハーゲン(Mount Hagen)。6歳の息子を魔術で殺害した
疑いをかけられたケパリ・レニアータ(Kepari Leniata)さん(20)は6日朝、丸裸にされ焼きごてで烙印を押さ
れたうえ、縛られて灯油をかけられ、ごみやタイヤの山の上で地元住民の手で生きながら火をつけられたという。
警察官は見物人の数に圧倒され処刑を止めることができなかったという。また、通報を受けて消防車も駆け
付けたが、住民らに追い返されたという。
地元各紙はレニアータさんの焼死体の写真とともに事件を1面で伝えた。報道によるとレニアータさんは、息子
を殺害したと認めていたという。レニアータさんの息子は5日、腹部と胸部の痛みを訴えて病院に搬送された後、死亡していた。
警察は処刑に関与した住民らを殺人の容疑で逮捕する方針だ。
URLリンク(www.afpbb.com)