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尖閣国有化前から射撃レーダー照射 政府関係者明かす
東シナ海での中国軍による自衛隊への射撃用レーダー照射が、
野田政権が昨年9月に尖閣諸島(沖縄県石垣市)を国有化する前にもあったことがわかった。
政府関係者が明らかにした。安倍政権が5日に公表した今年1月下旬の事案以前にも、
同じ海域で複数回、照射があったとしている。
政府関係者によると、1月30日に中国軍艦が海上自衛隊護衛艦に
火器管制用レーダーを照射したのは尖閣諸島の北西百数十キロの公海上。
同月19日に海自ヘリコプターへの照射があったとみられるのも同じ海域。
防衛省は今回公表したケース以前にも周辺海域で複数回、
自衛隊への中国軍のレーダー照射を把握。
今回の「数分間」(防衛省)より長く照射したケースもあるという。
日本政府は「日中関係を悪化させる懸念がある」(政府高官)
とこれまで公表を避けてきたが、今回は立て続けにレーダー照射されたため、
安倍政権が事態を重く見て公表に踏み切った。
URLリンク(www.asahi.com)
【政治】海江田氏、レーダー照射「公表遅れただす」
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