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★「尖閣略奪」のために中国が学ぶフォークランド紛争 アルゼンチンに急接近
沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張する中国が、31年前に大西洋で起きたある紛争を
学んでいるという。英国とアルゼンチンが南米最南端から約600キロのフォークラン
ド諸島の領有権をめぐって70日間の戦闘に発展した「フォークランド紛争」だ。予期
せぬ侵攻と逆襲を経て英国が勝利したが、いま再びアルゼンチンが自国領土の主張を強
めている。しかも「尖閣略奪」を狙う中国がアルゼンチンに中国が急接近。「侵攻など
とばかげたことを…」。もし日本の指導者がそう考えるなら、歴史に学ばなかったこと
になる。
■領土「略奪」ですり寄る中国とアルゼンチン
82年4月2日。南米最南端のホーン岬から約600キロ北東の大西洋に浮かぶ
フォークランド諸島に、アルゼンチンの艦隊が迫った。空母1隻、駆逐艦4隻、
揚陸艦4隻。島を守る約70人の英海兵隊はわずかな抵抗を試みただけで降伏するしか
なかった。
2カ月にわたったフォークランド紛争について昨年末、サッチャー首相の証言が公開
されたが、その中で、鉄の女ともいわれたサッチャー氏にも誤算があったことが白日の
もとにさらされている。
紛争終結30年に当たる昨年6月、温家宝首相がアルゼンチンを訪れた。フェルナン
デス大統領は、中国が世界で果たす役割は極めて重要だと持ち上げたうえで、「マルビ
ナス(フォークランドのアルゼンチン側の呼称)諸島領有権についての、中国政府の支
持に感謝します」と述べた。
アルゼチンにとって奪還失敗を思い起こさせるこの時期を、フェルナンデス大統領は
リベンジへの決意に変えてみせた。
11年12月、大統領2期目の就任式に招かれた胡錦濤国家主席の特使、蒋樹声・全
国人民代表大会常務副委員長が「中国のアルゼンチン支持は不変だ」と表明している。
これもまた、宣伝色が強い。
(坂本英彰)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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