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部落解放同盟県連合会の２０１３年の荊冠（けいかん）旗開きが３日、新潟市中央区で開かれた。教育、宗教関係者ら
約１５０人が出席し、差別や人権侵害の解消に向け、行政に取り組みの強化を求めることを確認した。
執行委員長はあいさつで、本県などで身元調査につながる戸籍謄本の不正取得が相次いだことに触れ「防止には、
他人が請求した場合に本人に通知する制度が有効だが、本県で採用している市町村はない。行政に導入を求めたい」
と強調した。
１９６３年に埼玉県内で女子高校生が殺害された「狭山事件」で冤罪（えんざい）を訴え再審請求している男性が記念講演。
警察による取り調べの経緯などを振り返り「ここまで苦しい道のりだったが、無罪を勝ち取れると確信している。力強い
協力をお願いしたい」と求めた。
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