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「安倍首相は帰れ」「辺野古新基地建設を断念せよ」―。2日、首相再任後初めて沖縄県入りした
安倍晋三首相を、県民は激しい怒りの声で出迎えました。
沖縄県庁前で開かれた緊急抗議集会には約300人が参加。先月28日に県内41市町村長・
議会議長、県議ら140人以上が参加した首相直訴行動の「建白書」で示した「オスプレイ配備の撤回」
「普天間基地の閉鎖・撤去」「県内移設断念」の県民総意を改めて突き付けました。
ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員は「徹底的なたたかいで辺野古新基地建設を断念させよう」と
訴え。平和市民連絡会の城間勝事務局長は「平和な島を取り戻すまで県民は絶対にあきらめない」と
語気を強めました。
抗議集会には、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、糸数慶子参院議員(無所属)のほか、党派を超えた
多くの地方議員が結集しました。
新基地へ埋め立て
訪米前の申請「考えてない」
安倍晋三首相は2日、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)に代わる同県名護市辺野古への
新基地建設に向けた公有水面の埋め立て申請について、2月下旬の日米首脳会談前に予定しているのかと
問われ、「考えていない」と明言しました。那覇市内での仲井真弘多知事との会談後、記者団に答えました。
一方、安倍氏は「普天間の固定化はあってはならない。米国との合意の中で進める」と述べ、
あくまで新基地建設を加速する考えを示しました。
ソース しんぶん赤旗 2013年2月3日
URLリンク(www.jcp.or.jp)
(写真)首相来県に怒りの声を上げた緊急抗議集会=2日、那覇市、県庁前広場
URLリンク(www.jcp.or.jp)