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国立環境研究所特別研究報告
大気中微小粒子状物質・ディーゼル排気粒子等の動態解明と影響評価プロジェクト
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2.4 実験研究による毒性評価
曝露によって、ガス交換障害を主とする呼吸機能の低下が起こり、それに伴い、動脈血液中の酸素濃度の低下および
二酸化炭素濃度の増加が起こることが確認された。
これらの変化は、心臓負荷を増大させ、循環機能の低下をもたらすことが、右心室壁の肥厚や不整脈の出現によって明らかにされた。
さらに、生体の免疫力を低下させ、細菌感染を起こりやすくし、細菌の出す毒素を増悪させることが判明した。