13/01/31 20:59:45.37 0
日本経済の足を引っ張っているデフレには二つのタイプがある。一つは物価が下がりながら、GDP(国内総生産)も減る「悪いデフレ」。
もう一つは物価は下がるが、GDPは増える「良いデフレ」。15年以上、
デフレ基調と経済の停滞が二人三脚で並走する日本は「悪いデフレ」に陥っているとみられている
▼不況を長引かせるデフレは退治しなければならない、と安倍政権が日本銀行の尻をたたいて導入を決めた物価目標。
「そんなことをやっても効果があるかどうか分からない。むしろインフレが暴走する副作用が怖い」と抵抗する日銀を押さえ込んだ「強制目標」との声もある
▼デフレ退治すべしという目標に対し、株価や為替など市場に向き合っている玄人筋の受けは良い。
しかし日々の暮らしにとって「デフレがそんなに悪いことなのか」と違和感を覚える人も多いのではないか
▼かつかつの生活も物価が下がっているおかげで何とか持ちこたえている。
1杯280円の牛丼もメニューに入る食生活にすがりつつ今月の家計簿をにらむ。そんな人たちにとっては「生活にやさしいデフレ」。
それを退治するとは▼人々の暮らし向きを冷え込ませているのはデフレのせいなので、まずデフレを追い払うと勇む物価目標政策。
そのために日銀はデフレと闘うデフレファイターたれとハッパをかける▼経済学では物価が下がれば需要が増えるため、
総生産は増えると「良いデフレ」を説く。デフレを悪玉視する前に「良いデフレ」に導くべし。 (前)
ソース:山陰中央新報
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