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★自民圧勝でも…脱原発デモは続く 目立ち始めた“光り物”
首相官邸前で脱原発を訴える抗議行動が、年が明けても続いている。
昨年12月の衆院選で「原発ゼロ」に慎重な自民党が圧勝し、参加者には落胆ムードが漂う一方、「気長にやっていこう」と、
長期戦を見越した新たな動きも出てきた。衆院選前に流行した「卒原発」の言葉が今や“死語”になるなど、デモ隊の変化を取材した。
抗議活動は毎週金曜日に行われており、今年は1週休んで11日に再開された。
東京都豊島区の翻訳家加藤恵子さん(66)は
「衆院選後に原発政策が変わると思ったら、変わるどころか原発推進派の自民党政権になっちゃった。
日本人の8割が原発に反対しているはずなのにおかしい」と嘆き、「原発いらない」とシュプレヒコールを上げた。
東京都世田谷区の自営業藤原茂樹さん(57)は「知り合いが衆院選の結果に脱力して来なくなった。
こういう時こそ踏ん張り時なんだけど」と悲しむ。
昨年12月16日の衆院選で脱原発を訴える政党の躍進はなく、今も参加者に落胆や戸惑いが続く。
それと同時に、参加者の多くが覚悟し始めたのが「長期戦」だ。
東京都国分寺市の無職山崎展(のぼる)さん(67)は「安倍首相は今はまだ猫をかぶっている。
参院選で自公が過半数を取れば、すぐに原発を推進し始めるはずだ」と訴え、
「こちらも勝負は参院選。過半数は絶対阻止する」と夏に向けて気勢を上げた。
長期戦を見据え、デモ隊にも変化が出てきた。
衆院選前後で1万人程度をキープしてきた参加者数が、18日は5000人、25日は6000人(いずれも主催者発表)と減った。
千葉市の主婦内田莉奈子さん(63)は「今年から仲間9人全員で来ないで、3人ずつ当番制で参加することにした。
先の長い戦いだし、無理せず持続することが大事」と説明する。
横浜市の会社役員の男性(56)も「寒い日は来ないようにしている」と話し、2時間のデモを1時間で切り上げた。
参加者の多くが、長い戦いに向け、体力を温存し始めたのだ。
目立つようになったのは“光り物”だ。(続く)
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