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東京電力福島第一原子力発電所の事故で、これまでよく分かっていない住民の甲状腺への
被ばくについて、放射線医学総合研究所が実際の検査データなどをもとに試算し、
「健康への配慮が必要とされる国際的な目安を超えて被ばくした住民はほぼいない」とする
結果をまとめました。
独立行政法人の放射線医学総合研究所は、27日、東京で開かれたシンポジウムで、
福島県全域を対象に試算した住民の甲状腺への被ばくについて報告しました。
甲状腺への被ばくは、50ミリシーベルトが健康への配慮が必要とされる国際的な
目安となっていますが、甲状腺にたまる放射性ヨウ素は時間がたつにつれて検出が
難しくなるため、今回の原発事故で目安を超えた住民がいるかどうかよく分かっていません。
*+*+ NHKニュース +*+*
URLリンク(www3.nhk.or.jp)