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TBSが韓国経済をボロクソに叩いた、とネットで話題になっている。韓国企業の信頼度は先進26カ国中最下位で、
家電も世界を席巻しているとされるが、特許侵害が多く様々な問題を抱えている、といった具合に、
韓国経済のありようを、これでもかというようにボロクソに叩いているのが特徴だ。
TBSはこれまで韓国に好意的な報道が目立ったせいもあり、ネットでは「転向」だとして賞賛の声まで挙がっている。
2013年1月24日放送のニュース番組「朝ズバッ!」の「けさ単!」のテーマは「円安ウォン高」だった。
ここではいつも一つの単語の意味を読み解いている。この日は。井上貴博アナが総合司会のみのもんたさんに
韓国経済に対してどんなイメージを持っているか聞いた。
みのさんは、勢い付いていて留まる所を知らないし、海外の飛行場やスポーツ競技場の看板を見ても、
日本のメーカーは無くなっていて韓国の家電メーカーのものだらけだ、韓国の人達の頑張りは凄い、と絶賛した。
井上アナは韓国経済の実態を紹介する大きなボードの前に立ち、そう思っている人もいるが、
実態は異なっているとして説明を始めた。まず、08年のリーマンショック以降、韓国経済は奇跡のV字回復をしたとされる。
確かにGDPは伸びたが、その内訳は76.5%を10大財閥が占める。好調なのは大企業のみで貧富の差が拡大した、と指摘した。
利益の多くは輸出でもたらされたが、その輸出自体が危機を迎えているのだという。ウォン高がきき始めたせいもあるが、
第一生命経済研究所の西濵徹さんの説明によれば、「皆が韓国企業に対して『おかしい』と思い始めた」からだという。
何が「おかしい」のか。番組ではまず現代(ヒュンダイ)自動車の例を出し、「誇大広告を出していたことがアメリカ政府の調査で分かった」と説明した。
アメリカで10年から12年にかけ出した広告に記載された燃費の数字が実際よりも高く書かれていたという。
また、ヒュンダイのロゴマーク「H」は、日本のホンダとそっくりで、デザインも日本車と似ている。それは、
「アメリカでは燃費がいいのは日本車という定説があるから」
であり、韓国企業がよく他国の企業を真似た製品を出しているのには、こうしたことが根底にある、と断じた。
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