13/01/25 15:35:39.68 0
(新方式)
それでは、消費者物価を2%にするため、どんなことをするかです。
日銀は、従来から行ってきた、国債や、株式や不動産を対象にした金融商品の買い入れを続け、
来年以降も期限を切らないで、毎月13兆円ずつ買い続けます。
また、これとは別に、政府は日銀と共同声明を出し、今回の措置が経済の活性化に繋がるよう、
規制緩和など成長力強化の対策を纏め、財政健全化を目指す事を約束しました。
(期待に働きかけ?)
今回の措置の評価ですが、私は懐疑的です。
どんな道筋で経済が再生するか判らないからです。
安倍さんは、物価が上がってデフレから脱出できると思うようになれば、企業の経営者や国民は景気が回復すると期待して、
投資や消費が増えると考えているようです。
しかし、先行きに展望を抱けない中、期待だけで経済が活発になるでしょうか?
(問題点)
そもそも、短い時間に、物価を本当に2%にすることが出来るのでしょうか?
URLリンク(www.nhk.or.jp)
2%を超したのは、古く、1992年までさかのぼり、ハードルはかなり高いものです。
また、物価を算定する品目のうち、パソコンなど値上がりする要素が乏しい物が30%程を占めるので、
ここが横ばいだと、他の物が3%上がらないと、全体として2%になりません。
今、給料が上がるとは期待出来ませんから、食料品や衣類、ガソリンと言った生活用品が毎年3%上がり続けたら、
生活は容易ではないでしょう
(円安で解決できる?)
3%の物価でも豊かな生活を出来る経済を、どうやって作り出すのでしょう。
URLリンク(www.nhk.or.jp)