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バンコクの街角で販売されているタブロイド紙の一面は、いつも交通事故や
殺人事件の凄惨な遺体の大写し。一般大衆の覗き見趣味や低レベルの興味に
おもねるのがタブロイド紙の役目。それはそれで存在価値あり。高級紙は部数は
少ないが、政治経済社会の重要な事実を報道する。
日本の新聞はタブロイド紙と高級紙の棲み分けができてないから、高級紙が
タブロイド紙まがいの記事を載せる。被害者の氏名なんて、テロの事実とは直接の
関係はない。世間が犠牲者の氏名を知ることにどういう意義があるのか。
遺族や関係者から氏名を伏せてくれと要請されたのならば、せいぜい年代や
日本での居住地程度の情報で充分。氏名をあばいて書きたてるのは週刊誌や
タブロイド紙の仕事。
日本は世界でも珍しく高級紙の読者人口が多い国と言われるが
(各戸配達制度の賜物だが)タブロイド紙の真似をすることにどんな意味があるのか。