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・アルジェリアの人質事件で、犯行グループが日本人と分かったうえで銃を向けていたと、解放された人たちが
現地のテレビ番組などで証言している。未確認情報に変わりはないものの、もはや日本人は狙われる存在になった
可能性が出てきた。
「日本人が英語で話していた。すると犯人が『神は偉大なり』と言いながら、日本人を撃った」
テレ朝系「報道ステーションSUNDAY」では2013年1月20日、解放されたアルジェリア人男性が証言するこんな映像を流した。
また、「日揮」の現地プラントで働いていた別の男性は、「犯人のチュニジア人の男が『日本人を外に出そう』と言った。
テロリストは日本人を殺して私たちを解放した」と話していた。ムスリムかと聞かれ、男性が「はい」と答えると、
「心配しなくていい」と声をかけられたともいう。
今回の事件では、日本人が容赦なく銃を向けられた、という情報が相次いでいる。仏通信社AFPの報道によると、
日揮のアルジェリア人職員の目撃情報として、事件が16日に発生した直後には、日本人9人が処刑されてしまった。
空港に向かうバスから逃げようとして3人が撃たれ、犯人が宿舎に押し入って「ドアを開けろ」と英語で叫びながら銃を
乱射し、2人が犠牲に。さらに、居住区では、日本人4人の遺体が見つかったという。
アルジェリア政府は19日に犯行グループを完全に制圧したと発表したが、この最終作戦でも、日本人1人が犯行グループに
殺されたと報じられている。日本政府はこうした情報を確認できていないとするが、安否が分からない日本人10人と数の
うえでは合う。(>>2-10につづく)
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