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大阪市立桜宮高校で、体罰を受けていた体育科の男子生徒が自殺した問題で、大阪市教育委員会は、
体育科などの募集を停止して普通科に変更したうえで、来月、入学試験を実施することを決めました。
入学試験の中止を求めていた大阪市の橋下市長と実施を求めていた受験生などの双方に配慮した形の
決定となりました。
大阪市の橋下市長は決定について、「教育的な視点からすばらしい決定をしてくれた。これで再生に
向けて本気で改革が始まると思う。その第1歩が踏み出せた」と述べ、評価しました。
そのうえで、橋下市長は「今回の決定は単なる看板の掛け替えではない。受験生には、これまでの
桜宮高校の体育科として受験してもらっては困る。新しい桜宮高校に期待して、受験してもらうことが
必要だ。今までの桜宮高校の体育科はダメだ。今のカリキュラムの中身を総点検して、新しい理論とか
スポーツマンシップを盛り込んだ新しい教育を作ってもらいたい。具体的な教育内容は、教育委員会が
作る案を待ちたい」と述べました。
大阪市教育委員会の長谷川委員長は記者会見で、今回の決定について、「橋下市長の意向に左右されて
おらず、1人1人の信念に基づいて判断した結果だ」としたうえで、みずからは5人の教育委員による
変更案の採決にただ1人反対したことについて、「私個人としては、今回の決定は変則的で一夜漬けの
ような内容だ」と述べました。
そのうえで、長谷川委員長は、記者団が「教育委員長を辞職することはないのか」と質問したのに対し、
「今のところ全然考えていない。改革を進めることで応えていきたい」と述べました。
決定を受けて、大阪市教育委員会の長谷川委員長は、21日夜、受験生などに向けたメッセージを
出しました。
(>>2-に続く)
▽NHK
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