13/01/20 22:29:40.05 0
アルジェリア南東部イナメナスの天然ガス関連施設で行われた19日の制圧作戦。
緊迫した当時の状況を欧米メディアが断片的に伝え始めた。
「19日午前、テロリストは人質7人とともに逃亡する望みを失い、人質の処刑を開始。
『ニンジャ』として知られるアルジェリア軍特殊部隊は突入を余儀なくされた」
英紙テレグラフ(電子版)は19日、アルジェリア情報筋に近い地元紙を引用し、強行突入に至った理由を伝えた。
犯行グループは18日夜、米国で収監中のイスラム原理主義者ら2人との人質交換と施設からの「安全な移動」
という要求がかなわず、ガス生産施設への放火を試みて兵士らが消し止めたとの報道もあった。
ただ、テレグラフ紙は特殊部隊が人質の処刑だけでなく、犯行グループからの銃撃に反応した可能性や、
17日の制圧作戦から48時間が経過して「忍耐を失った」可能性も示唆している。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、アルジェリア政府が19日に作戦終了を宣言した後も、
少数の犯行メンバーが施設内に潜んでいる可能性があるとして、軍が捜索を続けたと報じた。
アルジェリア情報筋は、人質7人は部隊突入の前後に「報復のため処刑された」と強調。
施設周辺には地雷が仕掛けられていたほか、犯行グループは集団自決の用意もしており、
一部は部隊突入時に自爆して施設を破壊しようとしたという。
突入部隊が15人の焼死体を発見したとの情報もある。
フランス公共ラジオは、犯行グループが内部構造の複雑な「機械室」に籠城したため、突入が難しかったと伝えた。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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