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カシオの現地法人カシオ・インディアが、直近5年で売上げを
4倍に急拡大させている。カギとなる同社の成功ポイントは
「インド人の持っている能力を発揮させるマネジメント」だ。
その同社を率いるのが、中 正男(なか まさお)カシオ・インディア社長。
さすが“電子ピアノのカシオ”と思わせるバリトンボイスと、その場を
包み込む豪快な雰囲気で現場を盛り上げている。
その長年の駐在経験から得た成功の秘訣についてデリー、オークラ地区にある同社本社にて同氏を取材した。
―現在の概要は?
1996年にインド進出、今年で17年目になります。現在、
駐在員6人、現地採用 の日本人3人、インド人正社員120人、派遣社員30人、
準社員的な販売促進員が200人という布陣です。
―中社長は赴任何年目になりますか?
3度目のインド赴任で、通算9年になります。本社人事から「3度目はない」と
言われていましたが、結局は縁があり3度目のインド赴任になりました。
最初の赴任は立ち上げのときで、楽しかったです。そのときはまだ独身で
決して家は広くはなかったんですが、夜な夜なデリー中から80人が押しかけてきたり、
その頃は「夜の日本大使館」と呼ばれていました(笑)。今は結婚して落ち着いています。
―今、力を入れていることは?
地方の営業所を増やすために、地方出身者を重点的に採用しています。
昨日もチャンディガル(パンジャブ州)出張から戻ってきました。
やはりいろいろと大変です。これまで手薄だった保守的な州のテコ入れを行っています。
カシオはいろんな商品を販売していますが、どれも同じように拡大しています。時計では
Gショックが売れています。面白いのはボリウッドの有名俳優が、こちらから
頼んでもいないのにGショックを身につけて
映画に出演していることです。これは大きな宣伝になっています。やはり彼らは海外の文化を知っています。
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