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朝日新聞2012年12月28日(金)朝刊「声」欄より
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日本国憲法の精神に立ち返れ
無職 真木 和平
(東京都八王子市 83)
16歳で終戦を迎えた私は戦後民主主義の価値を信じています。
「戦後派の日本国憲法改正試案」(22日)を拝読し、「戦前派」の考え方の人が書かれた、と思いました。
福祉重視の明文化など、国民に改憲を受け入れやすくさせるようなことを提起されていますが、
その主張の最大の眼目は第9条第2項を「自衛のための戦力は保持する」と書き換えることでしょう。
この点について何の説明もなく提起されているので、余計そう感じます。
太平洋戦争のように、戦争は自衛を口実に始まるのです。そして、人びとの命と生活を奪い、街は廃虚と化します。
残るものは人々の嘆きと恨みであり、核時代の現代は特に核戦争による人類滅亡をも、もたらしかねません。
「国家は理由のいかんを問わず戦争を起こしてはならない」
「国際問題は道理と協調の平和外交で処理しよう」という日本国憲法の精神に立ち返ってほしいと思います。
真木和平
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