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★ 大飯断層問題、決着まで長期化必至 関電「年単位の時間必要」
原子力規制委員会による関西電力・大飯原子力発電所(福井県おおい町)の活断層問題は、早期に決着しない可能性が濃厚になってきた。
16日の評価会合では、地層のずれについて地滑りか活断層かで専門家の見方が割れた。
規制委は追加調査を続ける意向だが、関電は「年単位の時間が必要」としており、当分は「グレー」な状況のまま運転を続けることになりそうだ。
大飯原発と同様の問題を抱える日本原子力発電の敦賀原発(福井県敦賀市)と東北電力の東通原発(青森県東通村)は、
規制委による初回の評価会合で「活断層がある可能性が高い」との意見で一致している。
これに対し大飯原発は「敦賀原発よりも判断が難しい」(島崎邦彦委員長代理)という。
昨年11月の規制委による現地調査後、関電は問題となっている敷地北部のずれた地層の周辺に大規模な溝を掘るなどした。
豊富な地層データを集めた結果、「活断層の可能性が排除できない」と述べていた重松紀生・産業技術総合研究所主任研究員が今回、
「ほとんど地滑りで説明が可能」と見方を改めた。
一方で渡辺満久・東洋大教授は「活断層だ」と従来の主張を変えなかった。
関電の金谷賢生・土木建築室土木部長は「活断層だという理由をこちらが聞きたい」と話すが、溝は埋まっていない。(続く)
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)
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