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【主張】東南アジア外交 自由と繁栄で連携強化を
2013.1.15 03:09 (1/2ページ)[主張]
安倍晋三首相が政権復帰後初の外国訪問として、ベトナム、タイ、インドネシアの
東南アジア諸国連合(ASEAN)3カ国を訪れる。
民主党政権下で迷走した外交を立て直す第一歩として、ASEAN諸国との交流を活発化させ、
足場を固めることはとりわけ重い意味を持つ。台頭する中国に対抗するためにも、
各国との関係強化に力強いメッセージを発してほしい。
安倍首相は歴訪を前に「経済のほか、エネルギー、安全保障でも協力を深める。極めて重要な訪問になる」と語った。
歴代首相のASEAN諸国訪問は近年、東アジア首脳会議など関連会議出席の機会を利用したものに限られた。
これで2国間関係を深めるのは容易ではない。
安倍政権では、麻生太郎財務相がミャンマーを、岸田文雄外相がフィリピン、シンガポール、ブルネイを訪問し、
オーストラリアにも足を延ばした。
政権発足後1カ月以内に首相と主要閣僚が、ASEAN10カ国のうち7カ国を訪問することになる。
一連の歴訪が「東南アジア重視」を示すように、戦略意図を明示した外交姿勢といえる。
第1次安倍内閣では外交方針として、当時の麻生外相が、ユーラシア大陸の外縁に沿う地域を念頭に、
自由、民主主義など価値観を共有する国々と連携する「自由と繁栄の弧」の構想を掲げた。
(つづく)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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