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大阪府和泉市にある桃山学院大。その教室で、10代、20代の若い学生たちに交じり、
深い年輪のしわが刻まれた顔で、まっすぐ前を見つめる老人がいる。
ピンと背筋を伸ばし、講義に集中する姿は、かえって若々しくも感じられる。
この人は、大阪市東成区の自宅から同大学に通う村川信勝さん。
なんと現在、99歳の聴講生だ。(中井美樹)
最前列の真ん中が“指定席”
大学では、国際政治史や国際法の講義を受講しており、週に2回、
電車やバスを乗り継いで、片道2時間近くかけて通っている。
教室では、最前列の真ん中が、いつもの席だ。
リュックの中から、小さな座布団を取り出し、いすに置いて着席。
細かい文字を読むためのルーペやノートを準備して、授業の始まりを待つ。
講義の時間は約90分間。その間、常に集中する姿は崩れることはない。
講師らの声にじっと耳を傾けメモをとり、板書についても一文字も漏らさないように書き写す。
授業用のノートのほかに、家には清書用のノートがある。
「分からない言葉は当て字で書いておいて、家で清書しながら調べる」
まさに、受験生も“顔負け”の向学心だ。
2013.1.14 18:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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