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デフレって何?
池田信夫フォローする2013年01月14日 00:12
「アゴラの記事はむずかしいので、こどもにもわかるような記事を書いてください」という一部の人のおねがいで、
今週から月曜に「アゴラこども版」を出すことにしました。
これは池上彰さんの「週刊こどもニュース」みたいに小学生でもわかるように基本的なことばをやさしく解説するものです。
第1回は、このごろよく話題になる「デフレ」です。
デフレとはデフレーション(deflation)の略で、これはインフレーション(inflation)の反対です。
インフレは物価(いろいろな物のねだん)が上がることですが、デフレはその反対に物価が下がることです。
政府は「デフレを止めよう」といっていますが、そもそも日本はデフレなのでしょうか?
日本の消費者物価上昇率(前年比%)
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物価のものさしにはいろいろありますが、よくつかわれるのは消費者物価指数で、
これはみなさんが買い物をするときのねだんです。上の図は物価が前の年より何%上がったかをグラフにしたものですが、
1970年代の「石油ショック」のときは20%をこえる大変なインフレで、人々の生活はめちゃくちゃになりました。
それにくらべると、2000年代の物価上昇率は平均するとほぼ0%で、物価は「安定している」といったほうがいいでしょう。
デフレはよくないのでしょうか? そうともいえません。みなさんのお父さんの給料がおなじだとすると、
物価が下がったほうがいいですよね。たとえば昔は6000円だったジーンズがユニクロで2000円になると、
6000円で3本買えるのですから、お金持ちになったのとおなじです。
これを「ユニクロ型デフレ」とかいってけなす紫の髪のおばさんのまねを、よい子はしてはいけません。
ではどうして安倍首相は「デフレを止めよう」といっているのでしょうか?
よくわからないのですが、景気がわるいと人々があまり買い物をしないので、物価は下がります。
それを逆に「物価が下がると景気がわるくなる」と思っているのではないでしょうか。
(つづく)
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