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13日午後1時40分ごろ、千葉県成田市の成田空港整備地区駐機場で、
日本航空の最新鋭旅客機ボーイング787から燃料約100リットルが漏れるトラブルがあった。
米国ボストン・ローガン空港で9日(日本時間)に燃料漏れを起こした機体で、
この日は整備のため燃料を抜き取る作業中だった。
同社成田広報室は「現時点で、システム上のトラブルが原因とみている」と説明しているが、
ボストンでの燃料漏れとの関連についても調べる。
日航によると、燃料が漏れたのは左主翼内の燃料タンクとつながった燃料放出用ノズルから。
ノズルのバルブが閉まっているという表示が操縦席に出ていたにもかかわらず、実際には開いていたためとみられる。
成田市消防本部から消防車3台が出動したが、火災の発生やけが人はなく、航空機の離着陸に影響は出なかった。
同機はボストンで燃料漏れが見つかり、燃料を拭き取った後、乗客を乗せて9日夜に成田空港に到着。
その後は同空港に留め置かれ、原因調査中だった。
B787を巡っては、日本時間の8日にボストンで日航の別の機体のバッテリーが火災を起こしたほか、
全日空機でも11日にガラス窓のひび割れやオイル漏れが見つかるなど、トラブルが相次いでいる。【早川健人】
毎日新聞 1月13日(日)20時54分配信
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