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関西テレビ（大阪市北区）の山本浩之アナウンサー（５０）ら同局アナウンス部有志が、東日本大震災の被災者への募金を、
発生から間もなく２年になる現在も続けている。復興への願いはもちろんだが、そこには山本アナの苦い教訓も込められている。（豊田昌継）
「被災者を置き去りにしないでください」「子供たちに物資を」
年の瀬の１２月２０日午前、気温８度を下回る中、ジャンパーに身を包んだ山本アナを筆頭に石巻ゆうすけ（５０）、
岡安譲（３８）両アナら数人が本社前で通行人に呼び掛ける。テレビで見覚えのある顔に足を止め、
募金箱に紙幣や硬貨を投じる人もいれば、素通りする人も。どこにでもある募金風景だ。
活動はおととし４月から月１回、昼前後の約２時間、各アナが業務の合間を縫って行っている。
これまでに計約３００万円が集まり、日本ユニセフ協会などを通じて、被災者への支援にあてられた。
山本アナは、地震発生以来、何度も被災３県に入ってきた。昨年２月にはキャスターを務める報道番組
「スーパーニュースアンカー」の中で約１カ月間、現地リポートを行ったほか、音楽ライブなど個人的にも支援を続けている。
産経新聞 1月11日(金)14時57分配信
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)
（続）