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7日、広島市内のとある食品会社が製造した弁当が原因で、1976人がノロウイルスによる集団食中毒になったと広島市が発表した。
弁当は同社が昨年12月10日、11日に作ったものと見られている。
これを受け、2ちゃんねるには「【速報】 キムチ入り弁当でノロウイルス患者1900人発生！広島、過去最多 ついにパンデミックへ」
というスレッドが立ち、「韓流ウィルスブーム」などと韓国および韓国人を叩くコメントが多数見られた。
だが、ブログ「今日も得る物なし」がこのスレッドのソースがデマであると指摘している。
スレッドの元ネタはヤフー知恵袋に投稿された質問であり、
そこには毎日新聞の「広島でノロウィルス弁当 漬物のキムチが原因」という記事が紹介されている。
ここに「メニューのうち、おかずは10日が空揚げ南蛮やキャベツ、漬物キムチなど、11日はハンバーグやエビフライなどだった」
という表記があるのだが、実際は「メニューのうち、おかずは10日が空揚げ南蛮やキャベツ、漬物など、
11日はハンバーグやエビフライなどだった」という記述だった。
「キムチ」という言葉は元々なかったものの、知恵袋に投稿した人物がこの一言を加え、
食中毒の原因がキムチであるとさせたかったのだろう。
元々韓国で、ノロウイルスに汚染されたキムチを回収、という報道があったため、そことの関連付けを狙ったのかもしれない。
ネットでは、「人気の鍋1位はキムチ鍋」や「人気の給食3位はキムチチャーハン」といった調査結果が出ると「韓国のステマ」などと叩かれるのが常。
今回の件で「今日も得る物なし」管理人は「釣りはまあ許すよ、100歩譲って許すよ、でも嘘はダメじゃね？」と苦言を呈している。
なお、知恵袋の質問は現在削除されている。
URLﾘﾝｸ(yukan-news.ameba.jp)
URLﾘﾝｸ(d.hatena.ne.jp)