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★救助試み死亡した女性の顕彰碑
去年11月、埼玉県本庄市のJRの踏切で男性を助けようとして電車にはねられて死亡した中村のり子さんの顕彰碑が完成し、
11日、遺族や関係者が出席して除幕式が開かれました。
顕彰碑は、本庄市銀座のJR高崎線の踏切で去年11月、
70歳の男性と一緒に快速電車にはねられて死亡した中村のり子さん(当時60)をたたえようと、JR東日本が作りました。
警察やJRによりますと、男性は病院の入院患者で、買い物のため外出し踏切の中で落とした買い物袋などを拾おうとし、
中村さんは、男性を助けるため遮断機の下りた踏切の中に侵入したとみられています。
11日は遺族なども出席して除幕式が開かれ、
JR東日本高崎支社の江藤尚志支社長は「危険を顧みず人命を救助しようとした中村さんの崇高な行為に深く敬意を表します」と述べました。
中村さんの姉の倉本重子さん(68)は「妹は優しく素直な性格でした。
立派な行いをしたから顕彰碑が出来たんだよと、仏前に報告します」と話していました。
JR東日本がこうした顕彰碑を作るのは、
平成13年、山手線の新大久保駅で線路に転落した男性を助けようとして死亡した韓国人留学生ら2人に続き、2例目だということです。
中村さんの遺族などによりますと、中村さんは、当時、事故現場から近いアパートで母親と2人で暮らし、事故に遭った日、
入院した母親を見舞いに行った帰りだったということです。
中村さんが助けようとした男性はその場で亡くなり、中村さんも全身を強く打って4時間後に亡くなりましたが、救急車で搬送されるとき、
「おじいさんはどうしましたか」と男性の容体を気遣っていたということです。
NHK 1月12日 0時41分
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