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スバル(富士重工業)が勢いに乗っている。2012年の米国での販売台数が
前年比26%増の33万6441台と過去最高を記録。4年連続で過去最高を更新した。
「昨年の円高をモノともせず、これだけ販売台数を伸ばしたのです。
他の自動車メーカーは売れ行き不振を円高のせいにしますが、消費者が求めるクルマをつくれば、
きちんと売れるんだという見本です。スバルはブランド戦略がうまい。
主力車のレガシィや小型車インプレッサを中心に車種を絞り込んでいます。
米国では、クルマ好き向けの“とんがった自動車”のイメージを定着させています」(ジャーナリストの井上学氏)
国内でもインプレッサは話題だ。昨年12月の笹子トンネルの事故で、
NHKの記者が奇跡的にトンネルから抜け出し助かった。乗っていたのはインプレッサだった。
「事故の瞬間、思いっ切りアクセルを踏んだと伝わっています。4輪駆動のインプレッサは加速が早く、
そのおかげで助かったともいわれます。富士重工の株価が急騰しているのは、この件と無縁ではないでしょう」
(マーケットアナリストの藤本誠之氏)
事故翌日(12月3日)の同社の終値は927円。9日は20%以上の上昇となる1129円まで値を上げた。
市場は“インプレッサ効果”と囁く。富士重工に12月の売れ行き状況を聞いてみた。
「(効果は)正直分かりません。全車種の12年(1―12月)の売れ行きは前年比112%の17万7714台でした」(富士重工関係者)
ここ数年、電気自動車やハイブリッド車ばかりが話題に上るが、「大震災や事故の影響で、クルマの安全面を見直す機運が高まっている。
業界に先駆けて、自動停止装置(アイサイト)をつけたのもスバルです」(藤本誠之氏=前出)という。
スバルには追い風だ。
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