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京都市中心部の四条通周辺(烏丸-河原町間の約800メートル)で、風俗店や
パチンコ店が姿を消している。唯一の風俗店は昨年11月にコンビニに建て替えられ、
2店残るパチンコ店のうち1店は年末で閉店した。京都らしい繁華街の趣や景観を
損なうとして、こうした店舗の新規出店の規制を求めてきた地元関係者からは歓迎する声が上がっている。
関係者によると、四条河原町北西角の裏手にあった風俗店は3階建てで、20年以上前から営業。通行人への
声掛けなどが常態化しており、市民や観光客から「歩くのが怖い」といった
意見も寄せられていたという。このため、約10年前から土地所有者と話し合いを
重ねてきた結果、風俗店の立ち退きにこぎ着けた。改築後の建物には1階にコンビニ、
2、3階に美容室が入る。関係者は「リニューアルして人通りが増えた。裏通りが栄えれば、
表通りの四条通と表裏一体で繁栄できる」と喜ぶ。
一方、四条堺町南西角のパチンコ店は昨年12月いっぱいで閉店。
これで、四条通沿いのパチンコ店は1店を残すのみとなった。
京都のメーンストリートである四条通かいわい(烏丸-四条大橋西詰め間の約1キロ)では、
2000年ごろをピークに、パチンコ店5店、マージャン店1店が営業していた。
さらなる進出に歯止めをかけようと、地元の四条繁栄会商店街振興組合が03年、
建築物の用途を制限できる「地区計画」の策定を市に要望し、05年までに風俗やカラオケ、
共同住宅、パチンコ、マージャンなどの新規出店を規制できるようにした経過がある。
同組合の堀部素弘理事長は「風格と華やぎのある商店街に向け、いい方向で進んでいる」と取り組みの成果を強調。
「専門物販店の誘導と、四条通に面した金融機関の1階部分の商業利用で活性化につなげたい」と話す。
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