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★巨大地震、「内陸部」リスク上昇 「新潟-静岡」活断層が活発化
東日本大震災からまもなく1年10カ月がたとうとしている。
だが、観測史上最大となったマグニチュード(M)9・0の巨大地震が、もたらした地層のゆがみは一向に解消されていない。
師走には宮城県三陸沖を震源とするM7・4の余震が発生、津波も襲ってきた。「3・11」以来、地震の活動期に入ったという日本列島。
なかでも専門家は大規模地震の発生リスク地帯として2つのエリアに注目する。悪夢は再来するのか。
東日本に再び戦慄が走った。昨年12月7日、サラリーマンが帰宅しだした週末の午後5時18分ごろ、
虚を突くように緊急地震速報が鳴り、間髪入れず、激しい横揺れと縦揺れが足下を揺さぶった。
震度は東北地方で5弱、首都圏でも4を観測。震源が宮城県沖240キロの海底という遠距離だったため、この程度で済んだが、
地震の規模は阪神・淡路大震災と同じM7・4。すさまじいエネルギーだった。
気象庁によると、昨年末時点で「3・11」の余震は9333回を数え、先の地震もこれに含まれるという。
本震から21カ月以上が過ぎてなお自然の猛威は牙をおさめようとしていない。
師走の大余震のメカニズムについて、東北大学災害科学国際研究所の遠田晋次教授(地震地質学)は次のように解説する。
「12月の余震は、逆断層型と正断層型が併発したアウターライズ地震です。
『3・11』の本震は、沈み込む太平洋プレートが湾曲している部分で起きたプレート境界型地震で、
プレート境界で地震が発生すると、その後にアウターライズ地震が続発する傾向があります」
同氏によると、プレート境界型に連動するアウターライズ地震は、境界型の2カ月後に起きたり、三十数年後に起きたりと「周期がばらばら」。
そのため発生や収束時期の予測が難しく、今後も大規模な余震が発生する危険は「大いにある」という。(続く)
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