13/01/06 10:19:53.70 0
>>1の続き
「M8・0以上を記録した昭和三陸地震(1933年)も、およそ30年前の明治三陸地震(1896年、M8・2~8・5)の余震だったという説がある。
この例に照らすと、依然、M8級の余震が発生するリスクは高い」(遠田氏)
実は、懸念はこれに止まらない。
「3・11」による地殻変動によって「内陸部」に異変が起きているというのだ。
一体どういうことなのか。遠田氏が続ける。
「内陸部で起きる小さい地震のペースが、震災以前の3倍前後になっています。
地震学の常識として小さい地震が3倍起きれば、大きい地震のリスクが3倍上がる。
特に首都直下は、プレートが3枚以上重なる複雑な構造で、100キロ地下でも地震が起こっている。こんな地域は日本列島で珍しい」
なかでも遠田氏が要警戒する地域がある。新潟県から静岡県まで南北に活断層群がのびる「糸魚(いとい)川-静岡構造線」だ。
日本列島を寸断する形で走るこの構造線内で地震活動が活発化しているというのだ。
「特に警戒が必要なのが、長野県松本市、諏訪市です。この2都市の地下を通る活断層で2011年3月以降、地震が急増している。
『3・11』が引き起こした地殻変動が、この地域での大規模地震を誘発する可能性がある」(遠田氏)
M8級の大余震と、松本・諏訪に迫るリスク。これに東大地震研の「首都直下地震、4年内50%以下」との予測を加えれば、
列島はまさに一触即発状態。起きないことを心底願いたい。
「3・11」で大津波に襲われた岩手県釜石市。今度は内陸部での地震発生リスクが高まっている。
以上