13/01/06 07:27:28.69 S1EcDiS00
>>1
> 物価だけ上がって雇用や賃金はさっぱり、というのが最悪。「日本売り」を招きかねない
デフレ不況で最も怖いのは、個別の財サービスや賃金下落というミクロ問題でなく
GDPギャップ ( 均衡GDPと完全雇用GDPの差 ) 45兆円 = 失業や非正規雇用化、移民労働力化低賃化、の発生、
というマクロ問題。
しかもたった1 ~ 2%のインフレ率マイナス ( デフレ ) で、↓発生するから、デフレは怖い!!><
インフレの場合、高度成長期は毎年7 ~ 9%だったか、それが苦しかったなんざ悪く言った者は誰もいない。
だからケインズもインフレ主義者だった。
■ 業績の悪化、賃金低下による失業者の発生、格差の拡大
■ 税収の減少と、ナマポや雇用調整金など社会保障支出の増大による、財政の悪化
■ 金利が低下しても元本が減らないので、企業や家庭の債務が実質的に悪化
■ 将来のデフレ予想による消費の減退
■ 実質金利 ( = 名目金利 + デフレ予想 ) が上昇し期待収益率を上回り、設備投資が減退
■ イノベーションの減少 ( デフレでは拡大や成長を求めず縮退的になり、リスクテイカ―は淘汰される )
■ デフレと相関性の高い通貨高による輸出減少と輸入デフレ不況 ( 自国製品が国内外で売れず、移民労働も増加 )
■ 通貨高で生産拠点が海外シフトし構造不況 ( 海外脱出組はまだマシで、ほとんどの企業がその前に倒産!! )