【食文化】 新年を祝う日本の伝統食・雑煮、出雲地方は小豆汁仕立て 韓国で正月に食べられている小豆のお餅「シルトック」の影響★2at NEWSPLUS
【食文化】 新年を祝う日本の伝統食・雑煮、出雲地方は小豆汁仕立て 韓国で正月に食べられている小豆のお餅「シルトック」の影響★2 - 暇つぶし2ch1:丑原慎太郎φ ★
13/01/03 15:25:53.13 0
★あんこ餅に黒砂糖! こんなに違う全国雑煮事情

 お正月にかかせないものといえば、お雑煮。
新年を祝う日本の伝統食だが、「焼いた角餅入りのすまし汁」「丸餅入りの白味噌仕立て」と、
地域で大きな違いがあることはよく知られている。
しかし、さらに細かく見ていくと、雑煮のバリエーションは目を見張るほど多岐にわたるのだ。

 その違いについてよくわかるのが、『聞き書 ふるさとの家庭料理 第5巻もち 雑煮』
(農文協:編、農山漁村文化協会:編、奥村彪生:解説/農山漁村文化協会)だ。
全国のお年寄りにふるさとの料理について聞き取りした本書は、各地のバラエティ豊かな雑煮を写真とともに掲載。
たとえば、有名どころでは岩手の「くるみ雑煮」。こちらは甘いくるみダレが一緒についてきて、
雑煮の餅にはこのタレをたっぷりくぐらせて食するのだ。ちなみに、岩手の沿岸地方では、
おいしさを表現する言葉に「くるみ味がする」という言い方があるらしい。
脂がのった魚など「こっくりとした味のものを食べたようなときに」使うのだとか。
また、奈良も同じように雑煮の餅を、砂糖を混ぜたきな粉をつけて食べるのが一般的。
違う味を2度も楽しめる、うれしい一杯だ。

 見た目のインパクト大なのは、宮城の雑煮。なんとお椀の上には、焼いたハゼがどーんと1匹! ハゼは松島湾の名産品。
同じく名産である鮭の卵「はらこ」ものせた、豪勢な1品だ。

 海の幸が入った雑煮なら、広島の「かき雑煮」というものもある。
こちらはすまし仕立ての家庭もあれば、かき養殖をしている人たちの家庭では味噌仕立てでいただくことも。
牡蠣は、“福をかき寄せる”縁起のよい食べものと言われているそうだ。
ところ変わって福岡は、ブリやさわら、鯛といった魚をふんだんに使った1杯。
タモリも大好きだという、干しトビウオからとる「あごだし」が福岡の味のポイントだ。(続く)

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