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>>1の続き
江戸時代になると、幕府により女歌舞伎が禁止される一方、男性による歌舞の中から現代の歌舞伎につながる「野郎歌舞伎」が登場する。
同じく庶民の娯楽として上方や江戸で流行し、以来、伝統芸能として今日に伝わる歌舞伎がどれだけ日本の庶民に根付いたかは、
現代の私たちが日常使う日本語にも表われている。
「幕の内弁当や十八番、二枚目・三枚目などに加え、『板につく』や『差し金』『大詰め』『修羅場』『正念場』など、
挙げればきりがないほど」(今岡氏)
我々が普段使っている何げない日本語の中に、江戸から続く伝統芸能としての歌舞伎が生きている。(終わり)