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(>>2からの続き)2/3
◆階段で転び
調査に使ったのは遠隔操作が可能な四足歩行ロボットです。
カメラを搭載した小型走行車(子機)が、トーラス室内にある
円筒形の圧力抑制室の上を走り回り、壊れている部分を探します。
しかし、このロボットは調査開始の翌日には入り口付近の階段で転び、
あわてて作業員が回収に走るなど、最初からつまずきっぱなしでした。
18日には、子機を目的の場所に置くための装置が動かなくなり、
21日には子機をつなぐケーブルの巻き取りができなくなりました。
結局、子機は本体から切り離され、置き去りとなりました。
ロボットが帰れなくなったのはこれが最初ではありません。
昨年10月20日には、2号機原子炉建屋内の放射線量を測定し
帰還しようとしていたロボットのケーブルが切れて制御不能となり、
3階で立ち往生してしまいました。建屋内の放射線量が高いため、
回収することもできず、置き去りになったままです。
今年7月11日には、3号機原子炉建屋トーラス室内で水漏れ箇所
を調査していたロボットが、通信が切れたため帰れなくなりました。
トーラス室内の放射線量が高いため、
やはり回収できないままとなっています。
(次へ続く)2/3