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安倍自民党政権が船出しました。近隣に朴槿恵韓国大統領と習近平中国総書記。多難を思わせますが、新しい年を
人間中心主義の始まりに-が願いです。多くの国民の要請でしょう、安倍晋三首相の最優先政策は経済再生でした。
しかし、経済はだれのためのものか、それが問題です。本紙が「新しい人間中心主義」を訴えたのは、第一次安倍内閣の
二〇〇七年の元旦社説でした。
(中略、詳細はソースで)
近代思想や経済至上主義ではもう立ち行かない、自然と共生する文明のあり方を模索すべきではないかとも言います。
近代文明を考え直す。そこに人間中心主義が連なっています。
「外交問題の処理に最大の禁物は興奮と偏見である。公平を期する新聞でさえかなり不十分な報道をもって民間に
無用の興奮をそそっている」これは一九三一(昭和六)年九月十八日の旧満州(中国東北部)・柳条湖事件を報じた
新聞報道を批判した中央公論の巻頭言。現在の尖閣諸島や竹島の領土問題で新聞は冷静なのか、肝に銘ずべき切言です。
日本の新聞の歴史で最も悔やまれ、汚名となっているのは満州事変を境にしてのその変節です。それまで軍を批判し
監視の役割を果たしていた各紙が戦争拡大、翼賛へと論調を転換させたのです。国民を扇動していったのです。
その中で時流におもねらず敢然と戦ったジャーナリストといえば東洋経済新報の石橋湛山でした。帝国主義の時代にあって
朝鮮も台湾も満州も捨てろと説いた「一切を棄(す)つるの覚悟」や「大日本主義の幻想」は百年を経てなお輝く論説です。
イデオロギーではない戦争否定の理念、ヒューマニズム、学ぶべきリベラリストでした。
>>2以降に続く
ソース:URLリンク(www.chunichi.co.jp)