13/01/01 09:44:22.56 O/VSMN8D0
いまの原発を維持できているのは、電力会社が地域独占を保証されているから。
国民はどんなに値上げされても、停電するぞとおどかされても電力会社を変えることができない。
電力会社は官僚や政治家と癒着して自分たちの生活向上や子会社の設立なんかでの利権確保をしてきた。
たとえば事故当時の幹部は退陣したあと関連の石油会社に行った。
いまの燃料の購入単価は国際相場の5倍以上だ。でも平気だ。独占企業だから。
こういうケースがいっぱいある。
いま経済を牽引する産業や効率的な投資先を探しているが、電力会社を解体して閉鎖的で独善的な日本の電力市場を開放すれば、かなりの経済効果がある。
このあたりは国鉄や電電公社の民営化と規制緩和の効果と同じ。
まず、家庭用の電力の供給事業を解禁する。それから送電網を売却し、送電会社をつくる。
これだけでもいいが、新エネルギーに重点投資して、あらたな産業を起こす。
電気は必需品だから、イノベーションブレイクスルーがあれば市場は膨大になる。
GDPを押し上げ、雇用も増えるだろう。
もともと電力会社が高い料金をぼったくってるから、対抗するビジネスプランもコスト的には楽勝でできる。
だいたいこの電力の地域独占供給って戦前の国家総動員法でできた制度なんだぜ。
どこの統制経済国家なんだよ。いらんだろ。つうか経済のじゃま。企業の生産コストの敵。