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富山市で平成２２年４月、会社役員、福田三郎さん＝当時（７９）＝夫妻が殺害され、住居が放火された事件で、
殺人の疑いなどで逮捕された富山県警警部補加野猛容疑者（５４）が事件前の１０年３月に、犯行に使われたと
みられるロープを富山市内で購入したと供述していることが３１日、捜査関係者への取材で分かった。
県警は事前に準備した計画的な犯行の可能性があるとみて捜査している。
捜査関係者によると、県警は加野容疑者の自宅から約２・５キロ離れた市内のホームセンターの購入記録を入手し、
綿製のロープを２２年３月に購入したことを確認した。殺害に使ったとみて調べている。加野容疑者は２２年３月１３日
～４月２日、けがをしたとして休暇を取っていた。
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