12/12/30 21:56:44.07 IBF15m/mP
【国際情勢分析】宝石サンゴ 中国漁船の標的に
URLリンク(www.iza.ne.jp)
長崎・五島列島と東京・小笠原諸島周辺で昨年末、漁業法違反容疑などで摘発された
中国漁船3隻はサンゴ漁をしていた疑いが強いことが、海上保安庁関係者への取材で分かった。
宝石サンゴを取ろうとしていたとみられる。このサンゴは中国などで特に人気が高く、
近年価格が急騰。大きさや品質次第では1億円を超えるものもあるという。
“一獲千金”を狙う中国漁船の密漁増加が懸念される。
(略)
■罰金たったの30万円
中国漁船による宝石サンゴの違法操業の増加に懸念が強まっているのは、
価格高騰に加えて、国際取引規制への動きや、摘発の難しさがある。
摘発の難しさも指摘される。昨年末に摘発された3隻の中国漁船のうち
2隻は漁業法違反(立ち入り検査忌避)罪での略式起訴にとどまり、
いずれも最大量刑の罰金30万円を支払って釈放された。
違法操業の立件は領海内で漁をしていたことを証明しなければならず、
海保関係者は「相手が巡視船を見つけてすぐに網を引き上げてしまうと
違法操業の立件は難しい」と話す。そのうえで、「他の漁なら燃料費も
含めて日本近海までくると採算が合わないが、一獲千金を狙える
宝石サンゴなら危険を冒す価値がある。罰金30万円で済むならなおさらだ」と
指摘している。