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滋賀県警はこのほど、11月末までの県内の犯罪発生状況をまとめた。
認知件数は1万3849件で、すでに昨年1年間の発生件数を上回り、
前年比の増加率は全国ワースト1となった。
県警は防犯対策を強化するとともに、新たに注意を呼び掛ける「非常事態宣言」の必要性を検討していくとしている。
県警によると、犯罪の増加率は全国平均6・6%減に対し、県は8・6%増だった。
月別では9月(前年比27・9%増)、10月(同19・7%増)、11月(同10・7%増)が1~8月に比べて大幅に伸びた。
検挙件数は前年並みの4319件(同10件減)にとどまっている。
犯罪総数の4分の1は自転車盗が占め、3285件(前年比274件増)だった。
車上狙い(1110件)や空き巣(331件)なども増加傾向にある。
県警は、人口増や大型小売店の進出、高速道路網の発達など、滋賀県特有の状況が要因の一つと分析。
被害のうち、自転車盗の7割、車上狙いの4割、空き巣の3割がそれぞれ無施錠だったことから、
防犯意識の希薄化も指摘している。
県では、車上狙いや自転車盗、痴漢などが相次いだ場合に「注意報」や「警報」を発令し、防犯を呼び掛けている。
県警は今後、警報より一段階上にあたる「非常事態宣言」の発令について、
関係機関と協議していくという。
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